私がコラムを寄稿した書籍が、先日事務所に届きました。

書籍「司法試験に受かったら 司法修習って何だろう?」の詳細情報はこちら

裁判官、検察官、弁護士になるためには、司法試験に合格するだけではなく、「司法修習」と呼ばれる研修を受ける必要があります。
司法修習を受ける研修生は「司法修習生」と呼ばれ、裁判所、検察庁、法律事務所をめぐり、実際の生の事件を扱いながらOJTでの研修を受けます。

この本は、そんな司法修習の内容を、司法試験合格者や法律家志望の方のために紹介するものです。

私が寄稿したコラムの分量はほんの少し。
本が届いて初めて全体に目を通したのですが、非常に良い本に仕上がっていると感じました。

まず、ストーリー仕立てにして司法修習生の当事者目線で書かれているのが良いです。
実際に司法修習を受けているような感覚で読めるのではないでしょうか。
また、修習で学ぶ要点、起案・二回試験の対策や司法修習生が読んでおくべき参考書が随所で紹介されている点も、司法修習生にとってはうれしいですね。

さらに、本編・コラムを通じて、実務家の執筆者陣の数が非常に多いのも好ましいと思います。
面倒見のよい現役の弁護士、裁判官、検察官や元司法研修所教官を集め、司法修習生のためのアドバイスを思い思いに書かせたような感じです。
全体的に執筆者のキャラが濃く(笑)、それらが書籍の中でせめぎ合っているので、読む人はきっと「法律家にも色んなタイプがいるんだなぁ」と思われることでしょう。
司法修習生や法律家志望の方にも、自分の目指す法律家のタイプを自由に思い描いてもらいたいところです。

昔は2年であった司法修習の期間も今ではわずか1年に短縮されてしまいましたが、この本を読んでおけば、短い修習期間であっても司法修習での修練度は随分と上がるのではないかと思います。

指導担当となる実務家法曹の皆さまも、事務所に1冊置いておかれてはいかが?